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検定試験概要

  1. 簿記検定の種類

    国内での簿記の検定試験は複数の団体が主催している。代表的なものは以下の3団体である。
    1. 日本商工会議所
    2. 全国経理教育協会
    3. 全国商業高等学校協会
    ここでは、日本商工会議所主催の簿記検定(俗称:日商簿記)を説明する。
  2. 日商簿記の階級

    受験可能な級と試験の内容を示す。
    階級 科目と配点 解答時間 合格ライン 受験料 検定方式
    簿記初級 商業簿記 テストセンターでネット試験(随時)
    原価計算初級 工業簿記 テストセンターでネット試験(随時)
    3級 商業簿記:100点 60分 70点以上 テストセンターでネット試験(随時)
    または
    商工会議所指定の会場で
    ペーパー試験(6月、11月、2月の年3回)
    2級 商業簿記:60点
    工業簿記:40点
    計100点
    商業簿記と工業簿記で90分 合計で70点以上 テストセンターでネット試験(随時)
    または
    商工会議所指定の会場で
    ペーパー試験(6月、11月、2月の年3回)
    1級 商業簿記:25点
    会計学:25点
    工業簿記:25点
    原価計算:25点
    計100点
    商業簿記と会計学で90分
    工業簿記と原価計算で90分
    4科目合計で70点以上
    かつ全科目10点以上
    商工会議所指定の会場で
    ペーパー試験(6月、11月の年2回)